2013年8月26日 おばあちゃんの修復画を求めて(後編)






生命の危機を感じながらひたすら修復画を求めて歩き続けること1時間。


















周りは建物すらなくなった。ファイナルファンタジーの世界っぽい。


遠くの丘の上に集落らしきものが見える。














それにしても他の観光客が全然いない。本当にこの道で良いのか不安になってくるけどついに看板発見。












しばらく道なりに進むと遂に教会らしきたてもの発見!本当に小さな町の教会でこんな事件がない限り観光客は訪れないだろうな。

入り口で神父さんらしい人に1ユーロを支払い教会に入る。中には何人か観光客らしき人がいるけどとてもじゃないけどごった返しているとは言えない…。まあ、この町では観光客がいること自体ごった返していることになるのかな。

教会の奥に入ると遂にあの絵とご対面できた。












来た甲斐があった。
絵はガラスのようなもので覆われている。もうこれを直す気はさらさらないんだろうな。
ちなみここの神父さんが寄付金を21万ユーロ着服していたらしい。1ユーロ支払った人かな。いい人そうだったけど…。


教会で絵を見ながら休憩すること20分。お腹がすいたので教会をあとにしてすぐ近くの食堂に向かう。おそらくこの小さな町で唯一の店だろうな。この絵のおかげでかなり儲かってるんだろう。店でジャガイモとチーズを焼いたのを食べる。めちゃくちゃうまい!

でもここから再び歩いて帰るのやだなぁ。










遠くまで来たものだとしみじみ思う。


あの長い道のりを歩いてボルハの町へ戻る。
バスが車で時間があったのでボルハの町を散策。











なんかヨーロッパって感じ。何にもないけどこういうところをぶらぶら歩くのは楽しい。でも相変わらず働いている人がいない。店も閉まっているところが多い。もしかしたらこれが噂のシエスタ?景気が悪くて閉店かシエスタなのかは結局不明。ただ、本当に店がやってないのは観光客にはこたえる。

来たとおりバスと電車でバルセロナに戻り、昨日の店でイカスミのパエリアを食べる。これもうまー!













2013年8月26日 おばあちゃんの修復画を求めて(前編)

朝6時に起床。

今日はちょっと前に話題になったキリストの修復画を見に行く。ボルハという町の協会に描かれている絵が傷んでいるのに心を痛めた近所のおばあちゃんが勝手に修復してとんでもない絵にしてしまった。その絵を見るために人が小さな町にごった返しているらしい。
問題のおばあちゃん(セシリア・ヒメネスさん)

6時半にアパートを出発して地下鉄でサンツへ向かう。途中町中や車内でサラリーマンらしき人を見なかったけど、スペインはあまりスーツを着ないのかな。もしくはあまり働いている人がいない?とにかく日本の朝の電車とは違う感覚でバルセロナ最大の駅のサンツへ到着。そこからAVEっていう日本の新幹線みたなものに乗ってサラゴサという町へ移動。そういえばこの何週間か前にこの電車が脱線事故を起こしたニュースを日本でみたな。でも、車内は快適!サラゴサまで約2時間(60ユーロ)。

サラゴサの駅からはボルハまではバスで移動。5ユーロでチケットを買ってバスに乗り込む。席は自由なのかなって車内をキョロキョロしてたら親切なおじさんが座席を教えてくれた。なんとなくスペイン人はやさしい。人生に余裕がある感じがする。
ボルハは観光客がごった返しているって情報があったから皆に合わせてバスを降りれば良いやって思っていたけど、どんどん途中下車していく人がいる。日本のバスみたいに次のバス停の名前が表示される訳じゃないから、どこで降りて良いか分からない。バスの運転手に何回も「ボルハ?」って聞いた。結局ボルハの1つ前で「次だよ」的なことを言われて無事にボルハで降りることができた。約1時間半かかった。

ボルハに着けば目的地の教会まで案内が出てたり、人がたくさん向かって行っているのを想像してたけど、全然観光客らしき人も案内図や広告なんかもない。もしかしたら話題になってるって嘘なのか?しかたがないのでバスの停留所にいたおじさんに聞いてみる。「キリスト!ピクチャー!」って単語とジェスチャーでなんとか理解してもらったみたいで道を教えてくれた。が、ここから5kmくらいあるらしい。どうやら目的の教会は大きくみてボルハという町だけど、実際はさらに進んだところらしい。職場は新宿って言いながら実は西新宿のはずれみたいな…。確かに日本で見たテレビは「小さな町の教会」って言ってたな。ここよりも何もない町なのか。ってことは相当な田舎だぞ…。停留所のおじさんは親切にタクシー会社の電話番号を教えてくれた。でもスペイン語も英語もろくにしゃべれない俺たちにどうしろと?せめて呼んでくれればいいのに…。でもそこまでしてもらうのも気が引けるし、5kmくらいなら歩けるかってことで徒歩で向かうことに。

帰りのバスの時間をチェックして出発!
バスの本数少なっ!!




とりあえず歩く。











歩く…。
看板発見








あるく…。








アルク…。








あった!!

って思ったら廃墟だった。どうやらまだ先らしい。
途中にも周りにも自販機はもちろん店一軒ない。この先にもなさそうだ。
時刻はちょうどお昼時。お腹すいた。。。
持ち物は小さいポテトチップスと500mlの水(半分くらい)

本気で貴重な食料と水だ。



2013年8月25日 出発2(ドーハ〜バルセロナ)

ドーハには夜中の2時半に着いた。空港の規模はものすごく大きいけどベンチとトイレが少ない。そのくせ人がごった返してる。当然トイレには行列ができてた。みんな並んでたけど当たり前のように中国人の子供が割り込んでた。みんな文句を言いたそうだけど子供だしあっけに取られたこともあって何も言えなかったみたい。
恐るべし中国一人っ子政策!やりたい放題かっ!
日本のゆとり教育なんて大した問題じゃないね^^

ドーハで乗り継ぎでバルセロナに向かう訳だけど乗り継ぎ時間が5時間もあって時間を持て余してた。中東の空港の名物の高額宝くじが売ってたから100ドルのくじをを購入。当たればアウディがあたるらしい。結論から言うと当たらなかった訳だけど、当たってもどうやって日本に持ち帰るかも分からないし、アラブ語とか英語で当選の連絡が来ても困るからね。まあ、記念に買ってみただけかな。異様に高まったテンションも後押しして…。今考えると無駄遣いしたなぁ。

ドーハからバルセロナまでは約7時間のフライト。ここでも2回の機内食。さすがに食べ過ぎだろって思いつつも2食とも食べちまった。

午後2時くらいにバルセロナに到着して、いよいよ入国。日本から長かった…。空港から電車でサンツ駅に向かいそこで乗り換えてフランサ駅へ向かう。30分くらいで到着。空港から近いのは有り難いな。駅を出ると本格的にスペインに突入する訳だけど、スペインって治安が悪いって先入観があってかなり緊張した。

〜スペインのイメージ(俺の勝手な想像も含む)〜
・首締め強盗
・失業率が高い
・スリが多い

ところが!
少なくともバルセロナは平和!!気候のせいか皆穏やかだし、観光地特有のしつこい客引きや物売りもいない。多少レストランの呼び込みはあったけど、今まで行った海外で一番ストレスを感じない町だった。逆にこんなに商売に対して消極的で大丈夫かなって思うくらいだった。マドリードとかはまた違うのかもしれないけど、俺が体験したバルセロナは本当に良いところだと思う。将来は移住したいくらい。後に知ることになるけどバルセロナを含むカタルーニャ地方の人たちはスペイン語とは別に言葉を持っていてスペインから独立したいらしい。もしかしたらバルセロナと他のスペインの地方の雰囲気は全然違うのかな。

今回泊まる宿はホテルじゃなくてアパートタイプの部屋を借りた。部屋はリビングと寝室が3部屋もあってかなりいい感じ。洗濯機や冷蔵庫もあるから長期滞在にはいいかも。

部屋で一息入れてから地下鉄に乗ってショッピングセンターらしき場所に行ってみた。日本では考えられないけどその日は日曜日だったんでほとんどの店が閉まってる。でもwifiが使えたんで良かった。

夕方アパートに戻ってから海沿いのレストランに夕食を食べに出かけたけど、8時くらいまで明るい。地中海にいることを何となく実感!
テラス席でパエリアと白身魚を焼いたのを注文。パエリアはもちろんうまかったけど、魚がびっくりするくらいうまい。結局スペインにいる間に3回くらい食った。

 アパートの前の通り。ヨーロッパって感じ。。




2013年8月24日 出発(成田〜ドーハ)

会社の夏休みをずらして取得して1週間のスペイン旅行に出発!
大学時代の友達と男2人旅。気持ち悪るっ!

成田空港を夜に出発してドーハで乗り継ぎ翌日の夕方にはバルセロナに到着予定。分かりにくいけど約24時間の長旅だ…。想像しただけでうんざりするけど格安チケットなので我慢か。

飛行機はカタール航空。事前のネット調査では評判は上々^^ 
確かに飛行機はきれいだし、座席モニターも今まで乗ってきた飛行機よりも画面が大きい。おまけに日本語の映画もたくさんある。こりゃあ退屈しなくて済みそうだ。
肝心の機内食もなかなか美味しかった。ドーハまで約10時間のフライトで2回の食事があったけどどちらも良かったな。


 一回目の機内食。










二回目。あんまりお腹すいてない^^;













ただ、一つケチをつけるなら食事を配るのが遅い!!前の方から良い匂いがしてくるけど自分のところになかなか来ない。こればっかりはお国柄かな。

隣には金髪の女の子が座ってたんだけど、その娘がトイレに立つときに英語で話しかけられるかなって思ってたら普通に「すみません」って話してきた。日本語話せるのかなって思ってたらその娘は「群馬の文化」みたいな本を読んでた!日本語ペラペラじゃねーか!!

映画を見て本を読んで軽く寝ているとドーハに着いた。